しま馬が、振り向きながら、ヒヒーンと、 叫ぶような大きな声を出しました。仲間に助けを求める叫びです。 前方の林の中から、何頭かのしま馬が、呼応して 林中に響くような大きな声を出しました。 それを聞いたライオンは、腰を抜かして逃げ出してしまいました。 そんな訳で、皆んなから相手にされず、いつも一人ぼっちで、 寂しい思いをしていました。 でも、心の優しいライオンでした。